(相談者さん)Web 会議に参加する機会が増えました。自分でも開催してみようと思うのですが、どれがお勧めでしょう?。
(CPAみゆき) 仕事で使うものからカジュアルなものまで本当にたくさんありますよね。 今回は仕事でも使えると定評のある4つのWeb会議システムついてお話しますね。
注)2020年10月11日現在の情報に基づいています。
頻繁に仕様の変更等が行われていますので、最新の情報をご確認ください。
仕事でも使える代表的な Web 会議システム
仕事にも使うとなると、通信が安定的でセキュリティがしっかりしたシステムを選ぶ必要があります。
定評があるのは次の4つ。
Zoom
Webex
Microsoft Teams
Google meet
それぞれの機能
主な機能をまとめてみました。
結局どれがいいの?
何を重視するかで人により最適なシステムは異なってきます。
また、無料版でなく有料版にすると、無料版のデメリットを補える場合もあります。
以下は、無料版を前提に、それぞれのシステムの特徴から、おススメのシステムについて解説しています。
総合的に使いやすいZoom
Zoomはオンライン会議システムの利用に特化したシステムで、操作性や機能の充実度が群を抜いています。
画質の補正、マイク、スピーカーテストのしやすさなどにきめ細かな配慮があり、バーチャル背景、エフェクト機能、多数のリアクションボタンなど、他のシステムにない機能が満載です。
(Webexにはバーチャル背景あり)
会議予約や招待も容易です。
また、参加者の参加のしやすさも無視できません。
4つのシステムの中で一番通信量が低いため、Wifi環境のない参加者にとっては通信負担は軽くなります。
参加者が画面をオンした状態で参加すると、多人数の場合画像や音声が不安定になる場合がありますが、私の経験上、Zoomはほとんどそのような問題が起こったことがありません。
(ただし時間帯や環境に左右されます)
ギャラリービューとしたときに、自分と参加者が均等に投影されるのも、Zoomだけの特徴です。
このような画面ですね。
他のシステムでも同様のギャラリービューは可能ですが、自分だけが小さく投影されてしまうのです。
自分がどう映っているかよくわからないのが他のシステムの欠点で、自分が招待されている場合は仕方がないのですが、招待する側だと、どうしてもZoomを使いたくなってしまいます。
なお、Zoomは一時期、アカウント流出や通信の暗号化等における問題から、セキュリティが問題視されていましたが、度重なるアップデートでセキュリティは飛躍的に改善されています。
時間を重視するならMicrosoft Teams
Teamsは無料版でも時間が24時間までと、ほとんど無制限のような仕様となっています。
そのため、1時間以上時間を取りたい会議などは、Teamsが向いています。
開催が容易なGoogleミート
Googleカレンダーから簡単に会議が予約できます。
ブラウザーでの会議になり、アプリのインストールも不要で、非常に手軽です。
録画や、細かな機能が不要であれば、とても利用しやすいと思います。
時間制限がZoomの40分より20分長い60分なので、40分では短いという場合はポイントが高いですね。
Webexは?
Webexは、もともとZoomの創始者が働いていた会社で、会議の基本思想がよく似ています。
そのため、Zoomの代替案として使うのはアリだと思います。
しかし、会議時間が50分とZoomより少し長いことを除いて、特別にWebexを利用する理由が見つからない、というのが使ってみた本音です。
システムの不具合で参加者が会議に入れない、というトラブルも数回に一度起こります。
有料版なら
有料版の違いと、料金をまとめてみました。
有料版になると、できることがいろいろ増えます。
TeamsやGoogleミートでは会議以外のTeams機能やGメールに独自アカウントメールが使えるようになるなど、いろいろメリットがあります。
そのほか、次の投稿でも会議の開催方法や無料版と有料版の違いなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
いかがでしたでしょうか。ぜひいろいろ試して、ご自身に合ったものを見つけてくださいね。